コラム

2023/09/11 21:34

食味の良い紫サツマイモ新品種「ふくむらさき」。

現在主力品種として普及している紫サツマイモ品種「パープルスイートロード」より紫色が濃く、食味も優れていることが特徴。蒸しいもや焼きいもの糖度は「べにはるか」並に高く、しっとりとした食感で、関東を中心とする青果用サツマイモ産地において、良食味の紫サツマイモ品種として話題です。

ふくむらさきの特徴でもあるアントシアニン。

このアントシアニンは強い抗酸化作用を持ち、目や身体の老化防止に欠かせない栄養素です。 加齢に伴う老眼や白内障、加齢黄斑変性等の眼病や、視力低下の予防に効果を発揮します。 また、アントシアニンには、血流を促進して目の毛様体筋の緊張をほぐす効果・効能があります。

 現在、沖縄県を除く地域で食用として最も普及している紫肉色のサツマイモ品種は「パープルスイートロード」という品種であるが、黄肉色のサツマイモ品種に比べると食味の評価が低いことから、食味の良い紫肉色のサツマイモ品種を求める生産者および実需者の声が高まっています。

そのような背景を受け、農研機構では、黄肉色サツマイモ系統「九系255」と、「パープルスイートロード」を交配し、「ふくむらき」を品種開発した。ふくむらさきはパープルスイートロードよりも紫色が濃く、焼き芋にした場合、パープルスイートロードよりもしっとりと、甘さや食感が優れることが特徴です。